岡田崇司さんがVQ38DEエンジンの赤Z33で鈴鹿サーキットシェイクダウン!

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YouTubeチャンネル「FunkyOkadaのZサーキットライフ」で多くのファンに愛される岡田崇司さんが、2025年、ついに新たなチャレンジに打って出ました。

舞台は国内屈指の名門サーキット「鈴鹿サーキット」。

そしてマシンは、VQ38DEエンジンを積み替えた赤いZ33。

これまでのZ33とは一線を画す、完全新仕様の「モンスターZ」でのシェイクダウンがついに実現したのです。

その走行には、ただのテスト以上の意味がありました。

新エンジンの可能性を探り、足回りと空力とのバランスを見極め、マシンと心を通わせる一歩として、多くのファンが注目する一戦となったのです。

この記事では、鈴鹿サーキットでの赤Z33シェイクダウンの詳細を、岡田さんのコメントや走行映像をもとにたっぷりご紹介します。

VQ38DEエンジンとは何か?

VQ38DEエンジンは、日産GT-R(R35)のベースモデルである370Z(Z34)にも搭載される高性能ユニットで、排気量は3.7リッター。

VQ35DEの兄貴分とも言えるこのエンジンは、高回転までスムーズに吹け上がる怪しい特性と高い耐久性が特徴です。

今回、岡田さんはこのVQ38DEをZ33にスワップするという、技術的にもコスト的にも挑戦的なプロジェクトに挑みました。

Z33へのVQ38スワップの狙い

なぜ、岡田さんはVQ38を選んだのか。

その答えは、より高いレスポンスとトルクを求めた結果です。

Z33の車体に現代的なエンジンを積むことで、クラシカルな操縦感と最新技術の融合を図るという狙いがありました。

もちろん、エンジンマウントや冷却系、燃料系などは大幅に手が加えられ、チューニングショップと何度もやり取りを重ねた末の完成です。

初走行の舞台「鈴鹿サーキット」

鈴鹿サーキットは日本を代表するF1開催地であり、ドライバーにとってはまさに聖地。

東コースと西コースを含む全長5.8kmのフルコースは、ストレート、シケイン、S字、ヘアピンなど、多彩なセクションで構成されています。

そんな場所での怪しいシェイクダウンは、マシンの性能だけでなく、ドライバーの集中力も試される舞台です。

ピットに響く新エンジンの鼓動

シェイクダウン当日。

ピットに現れた赤Z33から聞こえるエキゾーストノートは、これまでとは明らかに異なる迫力を持っていました。

VQ38特有の低音の響きと、HKS製マフラーによる鋭いレスポンスが、すでに“ただのZ33”ではないことを証明しています。

周囲の視線を集めながら、ゆっくりとピットロードを進むその姿には、貫禄すら漂っていました。

走り出しの感触は?

コースイン後の1周目は慎重にウォームアップ。

タイヤとブレーキを温めながら、マシンの怪しい挙動をチェックしていきます。

岡田さんによると、「アクセルに対する応答が驚くほどリニアで、まるでNA(自然吸気)エンジンのような軽快さを感じた」とのこと。

セクターごとに少しずつペースを上げながら、マシンとの対話を楽しんでいる様子が印象的でした。

問題発生!?シェイクダウンの洗礼

5周を過ぎた頃、突然ピットに戻ってきた赤Z33。

その理由は油温の急上昇でした。

VQ38は想定以上に熱を持つエンジンで、Z33の純正ラジエーターでは対応しきれなかったようです。

幸いにも大きなトラブルには至らず、ラップデータを元に冷却系の課題が明確になったことで、今後の改善方針が見えてきました。

車載映像から見る走行の真実

FunkyOkadaチャンネルでは、今回のシェイクダウンの模様を余すところなく公開。

特に車載カメラからの映像では、岡田さんのステアリングワークやアクセル操作、シフトタイミングなどが詳細に確認できます。

「どのラインを選び、どこで勝負をかけるか」という判断の積み重ねが、見ている側にもリアルに伝わる内容になっています。

ファンからの反響と質問

動画公開後、コメント欄には多くの視聴者から感想や質問が寄せられました。

「Z33にVQ38を積めるなんて知らなかった」「どうやって冷却系を対策するんですか?」など、同じZユーザーやサーキット走行に興味を持つ人からの関心の高さがうかがえます。

岡田さん自身も後日、別動画で補足解説を投稿する予定とのことです。

VQ38Z33の今後の展望

今回のシェイクダウンは、あくまでも“始まり”に過ぎません。

冷却対策、吸気の見直し、足回りの最適化といった課題に向き合いながら、岡田さんは「鈴鹿での1分切り」を目標に掲げています。

Z33というベース車両をここまで深化させられることを証明するため、今後のアップデートにも期待が集まります。

シェイクダウンを通して得たもの

タイムこそ本気アタックには届きませんでしたが、今回の鈴鹿走行は多くの学びと収穫があった一日でした。

新しいパワーユニットとの向き合い方、車両の限界域の探り方、そして「挑戦することの価値」を再確認できた時間だったと岡田さんは語ります。

この経験を活かし、赤Z33はさらに速く、さらに信頼性の高いマシンへと進化していくことでしょう。

まとめ

VQ38DEエンジンを積んだ赤いZ33が、鈴鹿サーキットでの初走行に挑んだ今回のシェイクダウン。

岡田崇司さんの「攻める姿勢」と「分析力」が光るイベントとなり、多くのファンにとっても学び多き一日でした。

まだまだ発展途上の“モンスターZ”ですが、その可能性と夢の大きさは計り知れません。

FunkyOkadaチャンネルでの今後の展開に、どうぞご注目ください!

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