チャンネル運営者であり、撮影者兼ドライバーでもある岡田崇司さんが40歳からサーキットに挑戦する舞台裏をお届けします。
以前、RSファクター走行会inセントラルサーキットで、Z34NISMOの水温と油温が上昇するトラブルがありました。
そのままでは、サーキット走行ができないため、一部装備を変更して鈴鹿ツインサーキットでテスト走行をすることに。
今回は、Z34NISMOの装備の変更点やトラブルが改善できたかを解説します。
サーキットに挑戦したい方や初心者の方は、この記事を読むことでトラブルが起きたときの対処方法などを学べます。
2020年11月7日:セントラルサーキット走行中のトラブルとは?
2020年11月7日にセントラルサーキットで2周〜3周走行した際、Z34NISMOの水温と油温がヤバイぐらい上昇しました。
なんと、その時の水温が120℃、油温130℃を超えていました。
これにより、エンジンに制御が働き、直線での加速が大幅に遅くなり、タイムを伸ばすことができませんでした。
今回、この問題を解決するために装備を変更し、改善できたかを詳しく見ていきましょう。
水温と油温対策効果はあったのか?新たな装備とは?
岡田崇司さんは、水温と油温が上昇する原因は、冷却装置が怪しいと感じていたようです。
水温と油温の上昇を抑えるために、ラジエーターとローテンプサーモスタット、オイルクーラーを2基がけに交換をしました。
これらの装備の変更により、彼はヤバイと思うほどポジティブな結果を得ました。
まず、ラジエーターの交換がどのような効果をもたらすのかをご説明しましょう。
ラジエーターは、エンジンの冷却液を適切な温度に保つための装置です。
冷却液はエンジンの温度を調節するのに使われますが、温度が上昇すると液体が蒸発してしまうことがあります。
そのため、外部から取り入れた空気を使って冷却液を冷やす仕組みです。
続いて、ローテンプサーモスタットの機能を見ていきましょう。
ローテンプサーモスタットは、エンジンの冷却水温を低く保つ役割を果たします。
これにより、エンジンが過度に熱くなるのを防ぎ、特に高温での走行やエンジンに負荷がかかる状況で冷却効率が向上します。
つまり、エンジンを快適な温度で維持するために役立つ装置です。
オイルクーラーは、エンジンオイルを冷却する装置になります。
特にサーキット走行やドリフト走行など、エンジンを高回転まで駆使する運転では、エンジンオイルの温度が急激に上昇します。
油温が過度に上昇すると、エンジンに損傷を与える可能性があるので、オイルクーラーは冷却水を用いてエンジンオイルの温度を下げ、エンジンを保護するのに使用されます。
つまり、オイルクーラーはエンジンの健康を維持するために欠かせない装置です。
冷却関係の装備を変更したことで、油温と水温が無事に安定しました。
さらに、岡田崇司さんはその他にも走行性能を向上するために、カーボンボンネットとA052のタイヤに交換しています。
以前より、走りやすいと感じているようです。
トラブルが改善され、次のサーキットを行う準備ができました。
岡田崇司さんの次回のサーキット走行に期待が高まりますね。
サーキットの魅力!
今回の鈴鹿ツインサーキットでのテスト走行では、社員の方も一緒に参加しサーキット走行を楽しんでいました。
社員の方も40歳を超えていますが、どんどん上達しているようです。
岡田崇司さんは、サーキットは年齢関係なく楽しめるため、興味がある方は初めてみることをオススメされています。
動画を視聴した方の中には、「40歳からサーキットを初めても上達しない、詐欺だよ」と思う方もいるかもしれません。
ですが、岡田崇司さんは40歳を超えてもサーキットに挑戦し、徐々に運転技術が上達しています。
失敗やトラブルもあるかもしれませんが、それらを乗り越えていくとドライバーとして、さらに成長できるのではないでしょうか。
【Z34NISMOに新たな装備!】水温と油温上昇対策に効果的か!:まとめ
今回は、Z34NISMOの新たな装備の変更点とトラブルが改善できたかを解説をしていきました。
結果としては、ラジエーターとローテンプサーモスタット、オイルクーラーを2期がけに変更したことで油温と水温が安定しました。
トラブルが起きたさいの対処方法など参考になった方は、多いのではないでしょうか。
岡田崇司さんは、トラブルが起きても挑戦と工夫をして、乗り越えています。
彼の今後の成長に期待が高まりますね。