2021年4月2日。
岡田崇司さんは鈴鹿サーキットにやってきました。
2020年9月にアストンマーチンで走行してから7か月弱。
その間、岡田崇司さんは社内サーキット部を立ち上げました。
サーキット未経験だった社員に安全にスポーツ走行を楽しんでもらうため、しっかりと足場を固めてきたのです。
まずはミニサーキットから初めて、少しずつ本格的なサーキットを走行!
そして、鈴鹿のライセンスを取得し、この度ようやくデビューと相成りました。
さて、鈴鹿サーキットデビューは一体どうなるのでしょうか。
タイムを気にせず楽しもう!
今回岡田崇司さんが参加したのはビギナーハイ。
鈴鹿サーキットを3分30秒以内に回るという条件のクラスです。
岡田崇司さんは作戦を立てました。
鈴鹿はスピードレンジが高いので、まずは安全にコースを覚えるという作戦です。
満を持して臨む鈴鹿サーキット。
まずは、タイムなどは気にせずに全力で国際コースを楽しもうと考えた岡田崇司さん。
何事も、長続きさせるには楽しむ事が大事ですね!
とは言いつつも、やはり最終的には結果も求めたくなるのが男。
岡田崇司さんも例外ではありません。
「最終的には2分20秒を切りたい」と具体的な目標を掲げました。
楽しむと言いながら結局結果重視なんて詐欺だ、などと無粋なことを言ってはいけません。
何といっても岡田崇司さんの車はスーパーチャージャーを使用しているのです。
結果を求めない方が野暮というものです。
それに、やっぱり結果が出せた方がより楽しいですからね。
ということで、「腕を上げていくのも、チューニングもここから!」と、岡田崇司さんのやる気スイッチが入りました。
まずは念入りにタイヤを温めます。
車載カメラからは、鈴鹿サーキットの美しい景観が映し出されています。
ヤバいくらいロマンを感じるサーキット。
一度は走ってみたくなりますね。
直線のスピードは?
タイヤを温めるための慣らし走行とはいえ、いつでも本気の岡田崇司さん。
直線だけはしっかりと踏んでいこうと意気ごみます。
アストンでは250キロくらい出たとのことですが、Z34(スーチャー仕様)ではどうでしょうか。
と、この時、岡田崇司さんの会社の部長(NOBU123さん)の運転するZ33を発見。
すごく真剣に運転をしていることを喜ぶ岡田崇司さん。
社内サーキット部を立ち上げたご本人からすれば嬉しい限りでしょう。
さて、直線スピードに話を戻すと、メーターで220キロくらいとのこと。
慣れてくると230~235キロくらいは出そうだと、岡田崇司さんのテンションも上がります。
「Z34はブースト0.5MAXなので、0.8まで上げれば面白そう」と、次の展開までイメージが広がっているようです。
岡田崇司さんの好奇心はヤバいくらいですね。
これぞサーキット
気持ちよく走行していたところ、緊急事態発生。
岡田崇司さんが2周を走ったところで赤旗が出ました。
赤旗は軽いコースアウトのようで、枠内ですぐに走行が再開されたとのこと。
ドライバーさんも車も無事とのことで、走行が再開されて良かったと、岡田崇司さんも胸を撫で下ろします。
何が起きるのか分からないのがサーキットですね!
安心できたところで、気を取り直して運転に意識を向ける岡田崇司さん。
タイヤも温まってきたので少しだけペースを上げる事にしたようです。
気持ちよく走行しているところでしたが、水温がヤバいことに気が付いた岡田崇司さん。
クーリング対策は色々とやっているようですが、こればかりは仕方ないですね。
画面は切り替わり、車外の固定カメラに。
直線を走行する車が映し出されます。
岡田崇司さんの言うように、鈴鹿のホームストレートは、非常に迫力があります。
なお、岡田崇司さんが言うには「慣熟走行は同乗もできる」とのこと。
楽しみ方も色々ですね。
走行を終えて
走行を終えた岡田崇司さん。
今回は慣れることが目的だったという前置きの後、感想を述べました。
「速度行きも高くLINE取りも勉強不足なので、まだまだ慣れが必要」とのこと。
楽しみながらも反省も忘れない姿勢は、きっと次の走行にも生かされることでしょう。
タイムは最終で2分38秒くらいだったようです。
ライン取りを覚えれば2分30秒は行けそう、と具体的な目標を掲げます。
ただ、Zでも早い人はエンジンノーマルで2分20秒とかをたたき出すそうで、ビックリしますね。
まとめ
今回はフェアレディZ34 NISMOの鈴鹿サーキットデビューの様子をお伝えしました。
サーキットに慣れることが目的でしたが、しっかりとタイム目標も設定する岡田崇司さん。
これからも腕を磨いていこうと、決意も新たにしたようです。
今後のご活躍がますます楽しみですね。