皆さんは、チタンマフラーの性能をご存じでしょうか。
チタンマフラーには、大きな可能性があります。
岡田崇司さんも、その可能性を信じているからこそ、Z34にチタンマフラーを搭載したのでしょう。
今回の動画は、そのチタンマフラーを搭載したZ34の走行シーンが確認できるものです。
短い中でも、乾いたマフラー音をお楽しみ頂ける動画となっています。
チタンマフラーのメリットとは
腐食に強くて錆びにくい
チタンマフラーのメリットの1つ、それは腐食に強く、錆びにくいことです。
チタンマフラーは優れた耐食性を備えているので、スチールマフラーのように錆びることはありません。
錆錆びないことで綺麗な見栄えを保つことができます。
また、腐食することによってマフラーに穴が開く、というトラブルも回避できます。
マフラーに穴が開いてしまうと、排気漏れを起こしてしまい、車検も通らなくなります。
錆びにくさというのはチタンマフラーの大きなメリットの一つなのです。
軽量性に優れる
チタンマフラーの2つ目のメリットは、軽量性に優れていることです。
チタンの比重は、鉄に比べると57%も軽いと言われています。
軽くなった分、より良い加速に繋がり、燃費も向上しますので、サーキットにはうってつけです。
チタン独特の焼き色の濃淡を堪能できる
3つ目のメリットは、チタン独特の焼き色があるという点です。
この発生要因は、酸化皮膜にあります。
酸化皮膜とは、チタンが酸素と結合することで生じる皮膜です。
チタンが錆びにくい理由も、酸化皮膜が形成されることにあります。
チタンマフラーは、熱が入ると虹色のようなグラデーションが生じます。
これがチタンマフラーの特徴で、この現象を生み出しているのが酸化皮膜なのです。
このグラデーションは、スチールマフラーやステンレスマフラーでは決して見ることができません。
つまりチタンマフラーは観賞用にもピッタリというわけです。
排気音が変化する
4つ目のメリットは排気音の変化です。
チタンマフラーは、スポーツ要素を強く兼ね備えたものです。
その排気音は、スポーツ性やかっこよさを感じさせるものが多いと言えるでしょう。
岡田崇司さんも、このチタンマフラーの「音」を気に入っていると思われます。
チタンマフラーのデメリットはあるの?
チタンマフラーには多くのメリットがありますが、デメリットが無いわけではありません。
チタンマフラーのデメリットを見てみましょう。
- 価格が高い
- 車高の低い車輌では、少々気を使う
- 人によっては性能の変化を感じにくい
- 排気音が大きくなる可能性がある
人によってはヤバいと思う内容かもしれません。
高いものを購入して、怪しい商品や、詐欺だと思うような目に遭わないよう気を付ける必要もあります。
デメリットはいくつかありますが、要はこのデメリットを上回るメリットを感じられるかどうかです。
岡田崇司さんがチタンマフラーを装着したのは、間違いなくメリットを感じられると思ったからでしょう。
そして、チタンマフラーを装着した結果・・・
チタンマフラーを装着した、岡田崇司さんのフェアレディZ34Nismo。
動画の中では、白いZ34がエンジン全開でコーナーを回る様子を見ることができます。
軽量化の成果でしょうか、コーナリングも非常にスムーズに見えます。
なにより、車輌が近づいてきたときの乾いた音。
短い動画の中でも、岡田崇司さんのチタンマフラーへの愛着がうかがえます。
この車で、色々なサーキットを楽しむのかもしれないですね。
まとめ
今回は、岡田崇司さんによるZ34がチタンマフラーを搭載してサーキットを走る様子を紹介しました。
チタンマフラーとはどういうものか、少しはご理解頂けたでしょうか。
車をカスタムして遊ぶ楽しさが、サーキットでの走行にも表れていたと思います。
他の動画もぜひチェックしてみて下さい。