「MoveRacing / FunkyOkada」のチャンネル運営者であり、撮影者兼ドライバーでもある岡田崇司さんが40歳からのサーキットに挑戦したエピソードをご紹介します。
本記事は、セントラルサーキットで行われたRSファクター走行会に参加したときの様子を紹介します。
今回の動画では、ドライバー目線からの映像ではなく、外カメラからサーキットの様子をみていきましょう。
BRZのチューニング内容!
今回のサーキットで走行する車は、BRZになります。
BRZのタイヤは、シバタイヤのTW200の245サイズを採用。
シバタイヤのTW200は、ドリフトで使うことを想定されており、ラウンド形状で深溝タイプになっています。
また、グリップ力が高いことで、多くの利用者から高い評価を受けているタイヤです。
実際にシバタイヤを利用している岡田崇司さんもグリップ力を高く評価しています。
その他には、デフ(ファイナル4.5 LSD)を採用。
および、リミッターカットのみで、それ以外はほとんどノーマル仕様です。
岡田崇司さんは、この仕様でどれぐらいでるのか期待して、今回の走行会に望んでいます。
セントラルサーキットの路面が最悪のコンディションだった!
年2回行われるRSファクター走行会の舞台となったサーキットコースは、セントラルサーキットです。
RSファクター走行会では、初めに全クラスフリーで走行し、そのあとに予選を行い、最後に模擬レースという流れになります。
今回の外カメラから撮影された動画は、予選の動画です。
外カメラの場所は、セントラルサーキットの立体交差のところから撮影しています。
この場所からは、セントラルサーキットの11コーナーと最終コーナーの様子がわかります。
走行時には、雨で路面が滑りやすく、最悪のコンディションでした。
11コーナーの路面はスピンしそうな怪しい路面状態だったので、岡田崇司さんも「走るのが怖かった」と言っていました。
RSファクター走行会予選!外カメラ映像
動画の2分48秒に岡田崇司さんのBRZが2周目の走行で通ります。
2周目ではVDC(ビークルダイナミクスコントロール)を点切りにせずにトラックモードで走っています。
VDCとトラックモードを聞いたことがない方もいるかもしれません。
簡単にVDCとトラックモードを解説します。
サーキット初心者やこれから始める方は、こういった走行の仕方があるんだと思い、参考にしてみてください。
VDCは、コーナリング中に車が滑り出しそうになったさい、この装置が効果を発揮します。
クルマの走行状態を各種センサーで常に検知し、横滑りなどクルマの不安定な挙動を抑えます。
トラックモードは、ノーマルモードよりもシステムの介入タイミングを遅くするとともに、エンジンのトルクダウン制御を行なわず、ブレーキ制御のみ行なうモードです。
動画の4分21秒で3周目の走行になります。
BRZで走行していると、急ブレーキをかけたときなどにタイヤがロックするのを防ぐ装置であるABS(アンチ・ロック・ブレーキシステム)が勝手に作動してしまうそうです。
そのため、ABSが作動しないように早めにブレーキをかけて走行していました。
動画の5分54秒で4周目の走行になります。
4周目に岡田崇司さんの目の前を走っていたのが、青のGTRです。
青のGTRは、予選のタイムが1分24秒と、詐欺ではないかと思ってしまうほど、速いタイムをだしていた車です。
4周目では、青のGTRを追い抜くことを目標に走行していました。
そして、最終コーナー後の長い直線で見事に追い抜くことに成功。
動画の13分47秒が9周目の走行になります。
9周目で「1分32.314」と予選のベストタイムがでました。
NA(ノーマルアスピレーション)のクラスでは、3番手のタイムをだしています。
路面が濡れいているなかで、納得のいくタイムがだせたのではないでしょうか。
【RSファクター走行会】外カメラから岡田崇司氏のウェット走行を解説:まとめ
今回紹介した動画は、2023年11月17日に行われたRSファクター走行会の予選を外カメラからみた様子になります。
予選も路面が濡れていており、最悪なコンディションでした。
しかし、厳しいコンディションのなかでも、岡田崇司さんはNAクラスで3番目に速いタイムをだしています。
RSファクター走行会の模擬レースでも期待できますね。
次の動画では、RSファクター走行会の模擬レースになります。
気になる方は、ぜひ模擬レースの動画もチェックしてみてください。